皆さんこんにちは、ガジェットジェットのゆっけいてす!
今回はElevocの完全ワイヤレスイヤホン「Elevoc Clear」をご紹介します。
「Elevoc Clear」といえば骨伝導を使用した通話ノイズキャンセリングが搭載し聞き取りやすく、在宅ワーク中のテレビ会議等にももってこいな完全ワイヤレスイヤホンですが、果たしてどの程度活用できるものなのでしょうか?
今なら「Elvoc Clear」が日本でもMakuakeにて早割価格で応援購入可能です。
使用感やメリットデメリットを徹底レビューしたうえで、どんな人に向いている商品なのかも紹介していきますので、気になっている方は是非最後までご覧下さい。
Elevocとは?
Elevoc(エレボック)は、 2017年中国深センで設立した比較的新しい会社です。
ただ、その技術は素晴らしく、自社開発した特許取得済みのAI音声技術「Vocplus™」は、 ファーウェイ、Xiaomi、レノボなどの超有名企業にも採用されているんです。
また、2018年にはXiaomiやQualcommから戦略的資金調達として約3億円以上投資されており、 これらの資金はモバイル通信、 スマートホーム、 補聴器などの分野におけるアルゴリズムや特殊チップの開発に使用しています。
音声技術のみならず、多角的な技術開発に目を向けているのも、かなり好感が持てますよね。
「Elevoc Clear」の主なスペック
「Elvoc Clear」のスペックはご覧のとおりです。
「Elevoc Clear」の特徴
「Elevoc Clear」の特徴はご覧の5項目です。
特徴
- 骨伝導と3つのマイクで業界最高峰の-90dBものANCを実現
- 特許取得済のAI音声技術「Vocplus」採用で、通話音質もかなりクリア
- 10mmのダイナミックドライバー搭載で迫力のあるサウンドを実現
- IP54の防塵・防水性能を備えているため、屋外やジョギング等の運動時にも安心
- 計6種類のイヤーピース付属で誰にでもフィットする感覚を提供
①-90dBのANCを搭載
「Elevoc Clear」では業界最高峰の-90dBものアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しています。
これは約120dBのジェットエンジン付近の騒音を約30dBの市街地の騒音レベルまで減衰してくれることになるので、その凄さが想像できますよね。
それでも想像がつかないという方は、Elevoc公式YouTubeで実際に体験できる音声データを用意してくれているので、気になる方は是非ご視聴ください。
②通話音質もかなりクリア
「Elevoc Clear」には特許取得済みのAI音声技術「Vocplus」と骨伝導マイクを組み合わせることで、「装着者自身の声」と「環境音」を正確に分別し、人間にとって不快なノイズを徹底的に除去してくれます。
また、通常1つや2つ搭載すれば良い方のマイクに関しても片側に3つも搭載しているので、かなり精度の高いノイズキャンセリングを行ってくれます。
③迫力のサウンド
イヤホンの基本は音楽を聴くところにありますよね。
ANCや通話品質の高さに目が行きがちですが、この「Elevoc Clear」音質にも、かなりこだわっているんです!
10mmのダイナミックドライバーを採用しており、バランスの取れた周波数と心地良いサウンドベースで、まるでスタジオで音楽を聴いているかのような感覚を楽しめるとのことです。
こちらの音質についても、後ほど、実際に音楽を聴いてみた所見を書いていこうと思います。
④高い防塵・防水性能
「Elevoc Clear」はIP54の防塵・防水性能を備えており、外でも安心して使用することができます。
ちなみにIP54の具体的な防塵・防水性能はご覧のようになっています。
防塵性能
粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない
防水性能
水の飛沫に対して保護
⑤計6種類のイヤーピース付属
完全ワイヤレスイヤホンで最も大切な事は「装着感」と言っても過言ではありませんよね。
「Elevoc Clear」には計6種類のイヤーピースが付属されており、誰にでもフィットするようなイヤホンへ細かく調整することが可能となっています。
丸型のイヤーピースから平型のイヤーピースまで幅広いサイズで取り揃えられているので、自分に合った形状を見つけるのも簡単にできますね!
「Elevoc Clear」の開封レビュー
それでは実際に開封していきましょう。
外箱はシンプルかつコンパクトな印象を受けました。
今回はMakuakeにてセット販売している本革仕様の専用ケースもご提供いただきました。
パッケージ内容
パッケージ内容はいたってシンプル。ご覧のようなものが同梱されていました。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- USB Type-C(15cm弱)
- イヤーピース(計6種類)
- 取扱説明書
- 保証書
イヤホン本体
イヤホン本体はこんな感じで黒で統一されたスタイリッシュな見た目になっています。マット素材の丸っこいボディーでかなり持ちやすくなっていますが、手の脂がちょっと目立つような印象を受けました。
下部にはUSB Type-C差し込み口とリセットスイッチ、LEDゲージランプがあります。このようにLEDゲージランプの点灯状態でバッテリー残量もひと目で分かる仕様になっています。
イヤホンはこんな感じです。うどん部分はメタリックグレーで、これまた高級感がありますね。10mmのダイナミックドライバーを搭載していますが、かなりコンパクトにまとまっている気がします。
この部分をタッチすることで曲の再生やANCのON/OFFをすることができます。
イヤホン本体(片耳)は5gで充電ケース+イヤホン本体でも56gと比較的軽量なので、装着感も良いし、持ち運びにも便利ですね。
このように別売の専用ケースに入れて持ち運ぶのも、かなりオシャレでかっこいいです。
充電ケーブル
充電ケーブルはごらんのような15cm弱「USB Type-A」〜「USB Type-C」が1本付属されており、このように充電ケース下部のコネクタに挿入するように使用します。
専用ケースに入れやすいように考えられているのかもしれませんが、流石にこれではケーブルが短く不便だったので現在は家にある別のケーブルを使用しています。
イヤーピース
完全ワイヤレスイヤホンで最も重要なのは装着感ですが、「Elevoc Clear」にはカサの異なるイヤーピースが計6種類も付属してくれています。
普通の完全ワイヤレスイヤホンではカサの高いイヤーピースを大中小の3種類付いているものが多いイメージがありますがカサの低いイヤーピースまで付属されているのはかなり好感がもてますね。
「Elevoc Clear」の実機レビュー
それでは早速、「Elevoc Clear」を使用していきましょう!
実機レビューでは、こちらの3項目をみていきます。
- 操作方法
- 音質性能
- 音質以外の性能
操作方法
基本操作
基本的な操作はご覧のようになっています。
操作 |
L or R |
---|---|
1回タップ | 再生/一時停止 |
2回タップ | 次の曲 |
3回タップ | 前の曲 |
長押し | ANC/外音取り込み/通常 |
基本的にはイヤホンのうどん部分をタッチするタッチ方式で操作をします。
個人的には確実に押した感触がする物理ボタンの方が好きですが、「Elevoc Clear」のタッチ操作はかなり高精度で、ストレスを感じることなく使用することができましたね。
ペアリング
初回のBluetooth接続は、充電ケースの蓋を開けるだけで自動的にペアリングモードへ移行してくれたので、かなり素早くペアリングをすることができました。
ただ、他デバイスへ接続する際には、以下のような手順が必要です。
- 充電ケースの蓋を開く
- リセットボタンを5秒間長押し
- インジゲータランプが交互に2つずつ点灯(ペアリングモード)
- 接続したいデバイスから「Elevoc Clear」を選択
通話応答
「Elevoc Clear」装着時に通話応答する場合はご覧の操作をする必要があります。
操作 |
L or R |
---|---|
1回タップ | 応答/終話 |
2回タップ | 拒否/キャンセル/通話終了 |
比較的簡単な操作ですね。
インジゲーターランプによる充電状況
「Elevoc Clear」の充電ケース底部には充電状況を知らせる「インジゲーターランプ」があります。
インジゲーターランプの点灯状況と充電状況の対照表がこちらです。
インジゲーターランプ |
充電状況 |
---|---|
◉◉◉◉ | 76〜100% |
◉◉◉◯ | 51〜75% |
◉◉◯◯ | 26〜50% |
◉◯◯◯ | 0〜25% |
安い完全ワイヤレスイヤホンだと充電残量が分からない製品もあるんですが、やはりこの辺はしっかりとしていますね。
音質性能
気になる音質性能ですが、「飛び抜けて良い!」ということはありませんが、非常に自然で落ち着いている印象を受けました。
中低音域が強いイメージで高音域のクリアさはイマイチといったところ。
かといって安価な中華イヤホンにありがちな「ドンシャリ」で誤魔化すようなこともなく、いつまでも聴き続けられるような自然な音を届けてくれますね。
女性ボーカルよりも男性ボーカルの曲の方が実力が発揮できるイヤホンかな?
音質以外の性能
「Elevoc Clear」には「通話ノイズキャンセリング」や「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」「外音取り込み機能」など、音質以外にも気になる機能がたくさん詰め込まれています。
通話ノイズキャンセリング
まずは目玉機能の「通話ノイズキャンセリング」ですが、これはかなりすごいですよ!
通話ノイズキャンセリング
通話相手がこちらの音声を聞く際に、「Elevoc Clear使用者(自分側)」のマイクから集音された雑音やノイズを除去し、声を聞き取りやすくする機能
通話ノイズキャンセリングを疑似体験できるアプリ「VOCPLUS」を使用してみましたが、本当に周囲の雑音が消えてるんですよね。
キーボードのカチカチ音とか空気清浄機の音とか、そういった環境音が消えてくれるので、会議とかにももってこいなんじゃないですかね?
実際に外出した際にも「Elvoc Clear」で家族に通話をかけてみましたが、相手側も特段聞こえにくいということもなくスムーズに通話することができました。
通話相手によると踏切の音とかもかなり小さく聞こえたらしいよ!
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
続いては「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」を使ってみました。
これまたすごい!
最近では、このANC搭載の完全ワイヤレスイヤホンもかなり多くなってきましたが、「Elevoc Clear」に搭載されているANCは業界最高レベルの-80dBですから、そりゃすごいですよね。
僕もいくつかノイズキャンセリング搭載のイヤホンやヘッドホンを持っていますが、上位に食い込むレベルの性能です。
食器同士が当たるような高音は、まだ除去しきれていないところはありますが、かなり精度が高いANCですね。電車やバスで使うと一気に静寂に包まれます。
通勤時などに静かな空間で読書をしたいという方であれば、かなり重宝しそうだね!
外音取り込み機能
続いては「外音取り込み機能」を使ってみました。
比較的自然で違和感のない音質の印象を受けました。この程度であれば実用性も高いのではないでしょうか?
強いていうなら「風切り音がかなり気になる」
イヤホンに搭載されたマイクから外部の音を拾っているので仕方ない部分はありますが、ちょっと風が吹いただけで、かなり気になるんですよね。
通話ノイズキャンセリングの技術をこちらに活かせなかったのかな?と少し惜しい気もしますね。
ただ、外音取り込み機能は基本屋内で使うでしょうし、そこまで気にする必要もないですかね。
まとめ
今回はElevocの完全ワイヤレスイヤホン「Elvoc Clear」の紹介をしてきました!
今回僕が使用してみて「よかった点」「イマイチな点」はご覧のようになっています。
よかった点
- 通話時のノイズを低減してくれる
- ANC性能がかなり高い
- 長く聴いていられるサウンド
- イヤーピースのサイズが豊富
- マット素材で高級感のある見た
イマイチな点
- ワイヤレス充電に非対応
- コーディングがSBCのみ
- 物理ボタンではなくタッチ式
- 外音取り込み時に風切り音が聴こえる
今回「Elevoc Clear」を使用してみて正直驚きました。この価格帯で高性能なANCや通話ノイズキャンセリング機能が搭載されてしまって良いのでしょうか…?
通勤・通学時やテレワーク時のオンライン会議用イヤホンとしても、十分活用することができると思います。
それでは最後に、この完全ワイヤレスイヤホンがどんな方に向いているのか、ご紹介して終わりたいと思います。
向いている人
- オンライン会議等に使用するイヤホンを探している人
- 通勤・通学用のANC付きイヤホンを探している人
- 手頃な価格で高品質ANCを体感したい人
- 中音域主体のサウンドが好みの人
- 装着感にこだわりを持っている人
今なら「Elevoc Clear」が日本でもMakuakeにて早割価格で応援購入可能です!気になる方は是非購入してみてはいかがでしょうか?
今回の記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです!
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