皆さんこんにちは!ガジェットジェットのゆっけいです!
さぁ、今回は皆さんお待ちかねのREGZA2023年モデル、最新液晶テレビの「Z870Mシリーズ」をTVS REGZAさまよりご提供いただきましたので、こちらの実機レビューをしていきたいと思います!
という訳で、今回はこちらの画質面はもちろん、音質面、操作性なんかも徹底的にレビューしていこうと思っていますので、テレビ買い替えたいなーと考えている方や、最新テレビがどんな進化を遂げているのか気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、今回の記事の内容は公式YouTubeでも分かりやすくまとめていますので、動画で見たい方は是非ご覧ください!
今回ご提供いただいたのは2023年4月下旬に発売したばかりのスタンダードモデル「Z870Mシリーズ」になりまして、サイズが55インチとなっています。
55インチの他には、65インチ、75インチのラインナップが存在するよ!
そしてこちら大きな特徴として、輝度やコントラストが格段に向上する「miniLED」と、より鮮やかな色彩を描き出してくれる「量子ドット」がダブルで搭載されているんですよね。
これらの技術、ちょっと前までは各メーカーの最上位モデルにしか搭載されていないものだったんですけど、本機では、スタンダードモデルにも関わらず、これらの技術がダブルで搭載されちゃってるので、ほんとにスタンダードかよって思っちゃいますよね。
同梱物&端子類の確認
それでは早速、開封の方していきましょう。
付属品としては、ご覧のものがありました。
付属品一覧
- リモコン(電池付き)
- 転倒防止用ベルト
- 電源ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
続いては、端子類の方から確認していきましょう。
相変わらず端子類も豊富に搭載されていて、周辺機器の接続に困ることはなさそうですね。
②外観の確認
続いては「Z870M」の外観をみていきましょう。
まず注目してもらいたいのが、こちらのベゼルの細さですよね。
毎度のごとくフレームレスなデザインを採用していて、良い意味でテレビの存在感を消してくれるというか、映像に没入できるデザインになっていると思います。
また、ベゼル下部にはですね、フロントスピーカーが搭載されていて、その部分がパンチングメタルで覆われているんですよね。
これ以前もレビューさせていただいたZ740XSにも採用されていたんですけど、めちゃくちゃ高級感あるんです。
リモコンのボタンを押したときに表示される、こちらのリング表示も少し浮き上がってみえるので、ここら辺もしっかりと計算されたデザインなんだなって言うのが分かりますよね。
テレビスタンドは昨年度モデル同様、一点支持タイプのメタルスタンドが採用されています。
個人的にはこちらのスタンド気に入っていてですね、スタイリッシュでデザイン性も良いんですけど、55インチモデルと65インチモデルに限っては、このように左右に首を振ることができるんですよね。
テレビの後ろを掃除したい時や洗い物をしている奥さんの方にテレビを向けるときは重宝するよね!
③リモコンの確認
それでは続いてリモコンの方をみていきましょう。
リモコンに関しては毎度の通り、過去番組表だったり始めにジャンプボタン、シーンリストなんかのタイムシフトマシン関連のボタンが搭載されていて、特にめちゃくちゃ大きな変化って言うものはないんですけど、VODのダイレクトボタンに「NHK+」が新たに追加されてますね。
また、好きなVODを登録することができる「My.Choiceボタン」もしっかりと2つ搭載してくれていて、こちらもかなり親切なんですよね。
④画質面の確認
それでは続いて、皆さんお待ちかねの画質面を確認していきましょう。
いまYouTubeで4K映像を映しているんですけど、めちゃくちゃキレイです。
そして何よりめちゃくちゃ明るいんですよね。太陽の光なんか、本物を観ているかのような錯覚に陥ってしまいそうです。
エリアコントロール数
MiniLEDをより精細に駆動させるためのエリアコントロール数が昨年度フラッグシップモデル「Z875Lシリーズ」と比べて約3倍にまで増えている!!
人によっては「え、3倍だけ?」って思う方いるかもしれませんが、某競合他社だと昨年度モデルから20%アップにとどまっているので、1年で3倍も増やしちゃうなんて、かなり思い切ってますよね。
へぇ、3倍ってものすごい進化なんだね!
また、こちらMiniLEDや量子ドットなんかのハード的な技術だけじゃなくて、ソフト面にもかなり力を入れていてですね、映像エンジンにレグザエンジンZRを採用しているんですよね。
こちらのレグザエンジンZRがあらゆる高画質化処理を行ってくれるんですけど、こういったネット動画の場合でも4K映像なんかの高クオリティコンテンツからフルHDなどの4Kに満たない低クオリティコンテンツまで、高いコントラストと自然な色彩で表情豊かに再現してくれる「ネット動画ビューティー」という機能が搭載されているんです。
ネット動画ビューティー
今流してるYouTubeのこの映像には、どういった映像処理が適しているのか、その場で映像エンジンが解析した上で、適切な「色濃度」や「超解像処理」「圧縮方式」などをクラウド上にあるパラメータをもとに高画質化処理してくれる高画質化機能
実際にこちらの機能をオンオフしてみると、その違いが一目瞭然に分かりますよね。
また、こちらには「おまかせAIピクチャー」という自動画質調整機能も搭載されていて、テレビのこの部分に、いわゆる環境光センサーが搭載されていまして、テレビに搭載されたセンサーが室内の明るさだけでなく、その明かりの色温度まで常に計測してるみたいなんですよね。
実際にですね、こちらが設定画面になるんですけど、部屋のライトをON/OFFしてみると、しっかりと周囲の明るさレベルも下がっているんですよね。
上の曲線は画面の明るさを示していて、こちらも自分達で変えることができるんだよね!
それでは続いて地デジ放送をみていきましょう。
いま地デジ放送を流しているんですけど、ほんと著作権の関係でお見せできないのが残念なくらい綺麗なんですよね。
まぁ前々からREGZAは地デジが綺麗っていうのは言われていたんですけど、今までも搭載されていた、こういったテロップに発生しがちなノイズを抑制してくれる「地デジビューティー」がminiLEDの進化によって更に磨きがかかっている気がするんですよね。
ほら、著作権に引っかからない程度に近くに寄っているんですけどノイズが明らかに抑制されているのが分かりますよね。
地デジってほぼ毎日観るものですし、極力綺麗な映像でストレスなく観たいって方多いと思うんですけど、ほんとこのレベルの精細感であれば全く不満はないと思います。
また、地デジ放送に出演する演者さんの顔なんかも、ほんと自然な肌色で描き出してくれているんですよね。これもレグザエンジンZRに搭載されている「ナチュラルフェイストーン」という人の肌に特化した高画質化技術によるものなんですよね。
ナチュラルフェイストーン
人肌の立体感や質感を向上させてくれたり人肌を自然で美しい色合いに再現してくれる人肌に特化した高画質技術
実際このようにして「ナチュラルフェイストーン」をオンオフしているんですけど、明らかに違いますよね。
⑤音質の確認
それでは続いて音質面の方をみていきましょう。
こちらの「Z870Mシリーズ」には「重低音立体音響システムZ」というスピーカーシステムが内蔵されていて、メインのフルレンジスピーカーとトゥイーターが左右に2つずつ、低音を担当するウーファーが1つ、そして天井から音が降り注ぐような感覚を与えてくれる上向きのトップトゥイーターが2つの計7個のスピーカーが搭載されているみたいなんですよね。
天井からの音の反射も考えているテレビってそうそうないから期待できるね!
今回はレグザ専用にチューニングしたぷにぷに電機さんのデモ音源を流していきます。
気になる方はぜひこちらの動画から聴いてみてください!
やっぱり、この名前の通り重低音半端なかったです。テレビ単体でこの重低音だせるのは凄すぎます!
確かに最近は少しでもテレビの音を良くしようとサウンドバーを別途購入する人も多いみたいなんですけど、音質に関してはエントリーモデル帯のサウンドバーよりもきれいなんじゃないですかね?
重低音も凄いんですけど、全体的な音のバランスも悪くないと思いました。
ただ、ちょっと思ったのがテレビの前から移動した時、例えば、テレビを斜めから観た時だと音の聴こえ方がかなり変わってきちゃうんですよね。
テレビの真ん前で試聴する時と比較すると少し音が軽くなっちゃうんですよね。
テレビの真ん前だと重低音のインパクトとか音の繊細さを十分に感じられるだけあって、そこはちょっと残念かなと思っちゃいました。
⑥ゲーミング機能の確認
それでは続いて、ゲーミング機能の方をみていきましょう。
こちら「Z870M」には次世代ゲーム機には必須の4K/120fpsやVRR、ALLMといったHDMI2.1にもフル対応していますし、表示ズレを起こしてしまうテアリングだったり、カクツキを起こしてしまうスタッタリングなんかを抑制してくれる「AMD FreeSync Plemium」にも対応してくれているんですよね。
HDMI2.1がテレビに初搭載されてから約3年が経っているとはいえ、まだまだ搭載している機種が少ないのが現状なんですよね。こういったスタンダードモデルにも、しっかりとHDMI2.1を搭載してくれているのはありがたいですし、ゲーミング機能にも力を入れているなってことが読み取れますよね。
それでは実際にプレイしていきましょう。
やっぱり段違いに画質がきれいですね。
コントラストもキメ細やかで音響自体も観客の歓声に広がりが感じられるのでこういったサッカーゲームへの没入感も上がります。
また、こちら「瞬速ゲームモード」といってゲームに必要な高画質処理を行いつつ、画像処理の遅延時間を約0.83msecに短縮しているんですよね。
そういった機能が搭載されているせいか、やっぱり操作していてもラグが一切出なくて、こういったサッカーゲームもストレスなく楽しむことができます。
⑦ネット動画&録画機能
続いてはネット動画と録画機能をみていこうと思います。
ネット動画としては、ご覧の18サービスに対応していて主要なVODにはほとんど対応しているんじゃないですかね。
好きなVODにリモコンからダイレクトに飛ぶことができるんだよね!
こちらのOSに関してもカクついたり、反応が遅いなんてことはないですし、こちらの「My.choiceボタン」もこのようにして、好きなVODや外部入力に設定できるので、めちゃくちゃ重宝しそうですよね。
そしてREGZAを象徴する録画機能なんですけど、こちらの「Z870M」にも「タイムシフトマシン」しっかりと搭載されているんですよね。
タイムシフトマシン
外付けHDDを接続するだけで地デジ番組を最大6チャンネル分丸ごと録画してくれるREGZAを象徴する神機能!!
これをスタンダードモデルに搭載してくれているのはありがたいよね!
まぁ、詳細な設定方法だったりは、こちらの動画で詳しく解説していますので、そちらを参考にしてもらうことにして、今回は大まかな機能のみ使っていきたいと思います。
こちらに「過去番組表」というボタンがあるんですが、こちらを押すと、このように既に放送が終わっている番組の番組表が出ます。
この中から見たかった番組を選ぶだけで、こうして見逃した番組をいつでも簡単に視聴することができるので、一度使うともう病みつきになっちゃうんですよね。
また、今見ている番組をこの「一時停止ボタン」で止めることもできますし、こちらの「始めにジャンプボタン」を押すことで途中から見始めた番組を番組開始時から見ることもできちゃうんです。
これが本当に便利なんですよ。リアルタイムに放映されている地デジ番組を、まるでVODみたいな使い方ができるので、ほんとテレビの常識が覆されちゃいますよね。
まとめ
さて、今回はTVS REGZAさんより2023年液晶スタンダードモデル「Z870M」を、ご提供いただき「Z870M」の画質面・音質面・ゲーミング機能等を詳細にレビューすることができました。
実は昨年度の液晶スタンダードモデル「Z770L」についても以前レビューさせていただいてたんですけど、そちらのモデルには量子ドットは搭載されているものの、MiniLEDは非搭載だったんですよね。
そりゃスタンダードモデルだからハイエンドモデルとは差別化しないとダメだもんなって当時も思っていたんですけど、今回はなんとそのMiniLEDまで搭載されていて、これほんとにスタンダードかよってツッコミそうになっちゃいました。
競合他社のミドルレンジモデル帯ではまだまだMiniLED搭載していないところ多いですから、そういった点では、頭ひとつ抜きん出てるかなという印象を受けましたね。
ほんとMiniLEDが搭載されて昨年度モデルよりも輝度、コントラストともに、かなり進化したことがみてとれましたし、音響システムに関しても業界トップクラス、ゲームも低遅延でプレイできて、地デジ放送6番組を丸ごと録画することのできる「タイムシフトマシン」もついているという。
ほんと欲しい機能がギュッと詰まった抜け目のない液晶テレビに仕上がったなと感じました。
もし、この動画をみて「Z870M」気になるよって方いましたら、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね!
また、同じ内容をガジェットジェット公式YouTubeでも公開していますので、実際の音質聴いてみたい方は、こちらも参考にしていただければと思います!
それではまた次の動画でお会いしましょう!ガジェットジェットのゆっけいでした!