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【2021年モデル】SONYの4K液晶テレビを徹底比較してみた!~BRAVIA・X95J・X90J・X85J・X80J~

国内メーカーで最も人気のあるテレビメーカーといえばSONYですよね。

SONYのテレビはBRAVIAというブランドで有機ELテレビ・液晶テレビを展開しており、2021年発売モデルでは、4K有機ELテレビが2シリーズ・4K液晶テレビが4シリーズ販売されています。

有機ELテレビでは単純に上位グレードと下位グレードに分かれていることから、選びやすいですが、4K液晶テレビでは、4つもシリーズ展開されていて、選ぶのにもかなり苦労するかと思います。

今回は、その4K液晶テレビ4シリーズの違いを徹底比較したうえで、どんな人にどのシリーズがおすすめなのかも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

また、今回の記事の内容は公式YouTubeでも分かりやすくまとめていますので、動画で見たい方は是非ご覧ください!

2021年4K液晶テレビの紹介

2021年モデルの4K液晶テレビでは「X95J」「X90J」「X85J」「X80J」の全4シリーズが販売されています。

数字が大きくなるにつれてグレードも価格も上がっていく感じですね!

BRAVIA2021年発売モデル(4K液晶)
BRAVIA2021年発売モデル(4K液晶)

それぞれのシリーズを簡単に説明していきます。

X80Jシリーズ

「X80Jシリーズ」はSONY4K液晶テレビでは最もグレードが低いシリーズです。

搭載されているプロセッサーは「HDR X1」で、43型、50型、55型、65型の4サイズ展開となっています。

価格も92,400円からとお買い得な価格設定となっており、EC販売(ネット販売)を基本としている価格を抑えたエントリーモデルとなっています。

X80Jシリーズ
X80Jシリーズ
ゆっけい

ネット販売を基本としているからカタログにも載ってないんだ…。

X85Jシリーズ

「X85Jシリーズ」に搭載されているプロセッサーはX80Jシリーズに搭載されているプロセッサーと同じ「HDR X1」で、43型、50型、55型、65型、75型の5サイズ展開となっています。

価格は165,000円からとX80Jシリーズよりも約7万円高くなっていますが、倍速機能や4K/120fpsなどの高画質機能にも対応しているスタンダードモデルとなっています。

X85Jシリーズ
ゆっけい

サイズ展開が充実しているところが良いよね!

X90Jシリーズ

「X90Jシリーズ」からが実質の上位モデルといわれており、搭載されているプロセッサーは今年から新しく導入された認知特性プロセッサー「XR」で、50型、55型、65型、75型、の4サイズ展開となっています。

価格は209,000円からとX85Jシリーズの50型よりも約3万円高くなっていますが、XRを搭載して画質も格段に向上したプレミアムモデルとなっています。

X90Jシリーズ
X90Jシリーズ

X95Jシリーズ

「X95Jシリーズ」は4K液晶テレビでは最もグレードが高いシリーズです。

搭載されているプロセッサーはX90Jシリーズと同様、今年から新しく導入された認知特性プロセッサー「XR」で、65型、75型、85型の3サイズ展開となっています。

価格は352,000円からと、かなり高額となっていますが、斜めから見ても鮮やかな映像を楽しむことができる「X Wide Angle」などが搭載されているフラッグシップモデルとなっています。

X95Jシリーズ

各シリーズで共通している点

各シリーズの概要をざっと紹介したところで、それぞれのシリーズで共通している部分を一緒に見ていきましょう。

各シリーズで共通している部分は「HDR信号対応規格」「ドルビーアトモス対応」「Google TV搭載」「チューナー数」「その他便利機能」の5項目となります。

各シリーズで共通している部分
各シリーズで共通している部分

①HDR信号対応規格

1つ目のHDR信号対応規格については全シリーズでHDR10HLGDolby Visionという3つの規格に対応しています。

テレビの画質には「解像度」「ビット深度」「フレームレート」「色域」「輝度」の5つの要素が大きな影響を与えるといわれています。

HDR(High Dynamic Range)は、このうちの「輝度」すなわち「映像の明るさ」に大きく関係してくる機能です。

HDRとは?
HDRとは?

従来のSDRよりも100倍もの明るさを表示できることから、肉眼で観る景色に近い感覚でテレビを観ることができるというわけです。

HDRにはHDR10やHLGなどの方式があり、HDRのコンテンツ(映像)を楽しむには、再生する4Kテレビもそれぞれの方式に対応している必要があります。

例えば、映像側のHDR信号規格がHDR10だったとして、テレビ側のHDR信号対応規格はHLGのみの場合、テレビ側はHDR10には対応していないということになるので、この場合、従来のSDRとして再生されてしまい、HDR画質を楽しむことができないというわけです。

HDR信号対応規格とは
HDR信号対応規格とは

現状は、この3方式を採用しているコンテンツがほとんどなので、4K液晶テレビ側の対応度としては十分であるといえます。

むしろ、 Dolby Vision に対応している4K液晶テレビはまだまだ少ないので、下位グレードの「XJ80シリーズ」にも採用されているのは驚きです。

②ドルビーアトモス対応

2つ目のドルビーアトモス(Dolby ATMOS)とは3次元立体音響のことをいい、全モデルで対応しています。

ドルビーアトモスとはそもそも、映画など音響関係の研究・開発を行うドルビーラボラトリーズが開発したサラウンド記録再生方式のことで、コンテンツ側(映像側)がドルビーアトモスに対応していなければ、普通の音響でテレビを視聴することになります。

ドルビーアトモスとは
ドルビーアトモスとは

地デジでは対応していないことはもちろん、ほとんどのVODでも未だ対応していないのが現状です。ですが、ドルビーアトモス対応製品も増えてきていること、AppleMusicでもドルビーアトモス音源の配信を始めたことから、今後ますます増えてくると思います。

③GoogleTV搭載

3つ目のGoogleTVはネット動画を楽しむためのブラウザのことをいい、こちらも全モデルに搭載されています。

GoogleTVではYouTubeなどのネット動画やNETFLIXなどのVOD(ビデオ・オン・デマンド)を視聴することが可能となっています。

通常これらのネット動画を視聴するには別途「FireStickTV」や「ChromeCast」を購入する必要がありますが、SONYの4K液晶テレビにはGoogleTVが内蔵されているのでこれらの付属品を購入せずにテレビ単体で豊富なコンテンツを楽しむことができるんです。

GoogleTV

他のテレビではコスト削減のために独自のブラウザを使用している所もありますが、対応しているコンテンツが少なかったり、動作がカクカクで遅かったりするんですよね…。

そういった点ではコンテンツ豊富でサクサク動くGoogleTVを採用している所はかなり良いポイントだと思います!

④チューナー数

2020年発売モデルから変わった一番大きなポイントといっても過言ではないのが、こちらのチューナー数です。

2020年発売モデルでは視聴専用チューナー、録画専用チューナーが各1つずつの計2チューナーしか搭載されておらず、録画は1チャンネルしかできない仕様となっていました。

ですが、2021年発売モデルではすべて3チューナーに変更されていることから、2番組まで同時録画することが可能となっています。

チューナー数
チューナー数

⑤その他便利機能

2021年発売の4K液晶テレビすべてのモデルにご覧のような便利機能が搭載されています。

その他便利機能

実際に使用するかどうか疑問を抱くような機能も多く搭載していますが、個人的には「Apple AirPlay2」などのスマホ画面をテレビの大画面に映し出せる機能はかなり便利でよく使っています。

家族で集まったときなんかは写真を映し出して「プチスライドショー」なんてこともできますからね!

各シリーズで異なる点

続いて今回の本題ともいえるモデル別で異なる点を見ていきましょう。

モデル別で異なる点はご覧のようになっています。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
プロセッサー XR HDR X1
高コントラスト機能 XR Contrast Booster10
直下型LED部分駆動
XR Contrast Booster5
直下型LED部分駆動
-
(LEDバックライト)
残像低減機能 倍速駆動パネル
XR Motion Clarity
倍速駆動パネル
MotionFlow XR 240
-
サウンド スピーカー Acoustic Multi-Audio
サブウーファー搭載
Acoustic Multi-Audio
X-Balanced Speaker
X-Balanced Speaker
実用最大出力 50W 20W
3次元立体音響 3D Surround Upscaling
DolbyATMOS
DolbyATMOS
エンターテインメント GoogleTV
BRAVIA CORE
IMAX Enhanced
Netflix Calibrated MODE
GoogleTV
HDMI2.1対応規格 4K/120fps、eARC、VRR、ALLM eARC

詳細に見ていくとアップコンバート機能や色表現技術なんかにもわずかな違いがありますが、これはあくまでもプロセッサー性能による違いですので、今回の比較からは除外させていただきます。

プロセッサー性能による違いの機能
プロセッサー性能による違いの機能

それでは1つずつ詳細な違いを見ていきましょう。

①プロセッサー

各モデルで異なる点の1つ目はプロセッサーです。

このプロセッサーはテレビの脳みそにあたる部分で、画質面・音質面に大きな影響を与えてくるところでもあります。

「X85J」と「X80」にはBRAVIAのエントリーモデル御用達のHDR X1というプロセッサーが搭載されています。2019年発売の8550Gシリーズでも同じプロセッサーを搭載していたので、少し古いプロセッサーかな~といえますね。

対する「X95J」「X90J」シリーズには今年から新たに導入されたXRという認知特性プロセッサーが搭載されています。

プロセッサー
プロセッサー

この認知特性プロセッサーXRでは、人間の脳のように数十万もの要素を横断的に分析することで、人が特に注目する人間の目や仕草などをより強調し、自然な美しさで映像を描き出してくれます。

高画質・高音質を追求するのであれば上位モデルである「X95J」「X90J」を選ぶことをおすすめします。

②高コントラスト機能

各モデルで異なる点の2つ目は高コントラスト機能です。

コントラストが高ければ高いほど、映像の明暗差をよりリアルに感じることができるため、総合的な画質も良くなるといえます。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
高コントラスト機能 XR Contrast Booster10
直下型LED部分駆動
XR Contrast Booster5
直下型LED部分駆動
-
(LEDバックライト)

「X85J」と「X80J」にはこの高コントラスト機能は搭載されていません。

「X90J」には「XR Contrast Booster5」と「直下型LED部分駆動」が搭載されており、「X95J」には「XR Contrast Booster10」と「直下型LED部分駆動」が搭載されています。

「XR Contrast Booster(コントラストブースター)」とは暗部の電流を明部に集中させ、明るさを高める機能のことをいいます。さらに、認知特性プロセッサー「XR」がエリアごとに映像を分析することで、コントラストを向上させてくれます。

X90Jに搭載の「XR Contrast Booster5」とX95Jに搭載の「XR Contrast Booster10」数値は「暗部の電流を明部に集中させ明るさを高める機能」の効果の高さと、その精度を表すソニー独自算出による数値とのことなので、X95Jの方が性能および精度が高くなっているようです。

高コントラスト機能
高コントラスト機能

「直下型LED部分駆動」では、映像全体を小さなブロックに分けてコントロールすることで明るいシーンのエリアのみLEDを点灯させ、暗いシーンのエリアはLEDを滅灯させるといった明暗のきめ細かな描画も可能としています。

夜景や花火中継などの明暗の分かれる映像を楽しみたいひとは、上位モデル「X90J」以上を選ぶことをおすすめします。

③残像低減機能

各モデルで異なる点の3つ目は残像低減機能です。

みなさんは動きの激しいスポーツやエンドロールなどで残像感が気になったことはありませんか?残像低減機能はこの残像感を抑制してくれる機能になります。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
残像低減機能 倍速駆動パネル
XR Motion Clarity
倍速駆動パネル
MotionFlow XR 240
-

「X80J」にはこの残像低減機能は搭載されていません。

「X85J」には「倍速駆動パネル」と「Motion Flow XR 240」を搭載しています。

テレビの映像は1つ1つの画像をパラパラ漫画のように連続で切り替えることで動いているように見せています。通常のテレビでは、1秒間に60フレームで表示されていますが、倍速駆動パネルを搭載しているテレビでは、その倍である120フレームで表示されるため、残像感が低減されます。

「X85J」ではその倍速駆動パネルのほかにも 「Motion Flow XR 240」 を搭載しており、映像の表示時間を毎秒240フレームにするとともに、すべての映像を上下2分割し、交互にバックライトを点滅させることで残像感を低減、疑似的に4倍速を実現しています。

ただこの機能、交互にバックライトを点滅させていることから、映像が全体的に暗くなるというデメリットが生じてきます。

倍速駆動パネルと「Motion Flow XR 240」
倍速駆動パネルと「Motion Flow XR 240」

「X90J」と「X95J」には「倍速パネル」「XR Motion Clarity」を搭載しています。

「XR Motion Clarity(モーションクラリティー)」では、認知特性プロセッサーXRが動きの速い部分を予測・検知し、その動きが速い部分だけにLEDバックライトの発光制御を施すことで、画面全体の明るさを落とさずに残像感を低減することができるため、「X85J」に搭載されている 「Motion Flow XR 240」 の上位互換といえますね。

「XR Motion Clarity」
「XR Motion Clarity」

スポーツやアクション映画など動きの速い映像を楽しみたい方は残像低減機能付のテレビを選ぶことをおすすめします。

④サウンド機能

各モデルで異なる点の4つ目はサウンド機能です。

SONYのテレビはサウンドにもかなり定評があります。別売のサウンドバーを追加購入をしなくても十分満足できるサウンドを実現するための機能が豊富に詰まっていますね。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
サウンド スピーカー Acoustic Multi-Audio
サブウーファー搭載
Acoustic Multi-Audio
X-Balanced Speaker
X-Balanced Speaker
実用最大出力 50W 20W
3次元立体音響 3D Surround Upscaling
DolbyATMOS
DolbyATMOS

スピーカー

まず、各モデルによってスピーカーの種類や構成が異なります。

「X80J」と「X85J」には「X-Balanced Speaker」が搭載されています。

「X-Balanced Speaker」とは簡単に言うと1つのスピーカーから高音も低音も出力することができるフルレンジスピーカーのことをいいます。

このフルレンジスピーカーがテレビ底面の左右に1つずつ(合計2つ)搭載されています。

「X90J」では「X-Balanced Speaker」に合わせて「Acoustic Multi-Audio」にも対応しています。

「Acoustic Multi-Audio」では、テレビの画面上部に高音部分を担当するトゥイーターを搭載することで、音の定位感が増し、映像から音が聴こえるかのような臨場感を味わうことが可能となっています。

「X-Balanced Speaker」と「 Acoustic Multi-Audio」
「X-Balanced Speaker」 と「 Acoustic Multi-Audio」

「X95J」では「X90J」と同様に「Acoustic Multi-Audio」に対応しています。

「X90J」と差別化するため、画面中央に音部分を担当するサブウーファーを搭載しており、上部側面のトゥイーターも「X90J」のものよりも強化されているので、音の定位感をより感じられる構成となっています。

また「X95J」では「X-Balanced Speaker」の採用を廃止して、その代わりに中音域を担当する「ミッドレンジスピーカー」を画面の前向きに配置しています。前向きに配置することで、画面からダイレクトにサウンドを感じることが可能というわけですね。

ちなみに補足なんですが、SONY公式HPの図にはフルレンジスピーカー搭載という風に書かれていました。仕様書の方にはミッドレンジスピーカーが使用されているとの記載があり、矛盾していたので、そのことについてサポートセンターに問い合わせたところ、ミッドレンジスピーカー搭載で間違いないとのことでした。

X95:サウンド
X95:サウンド

実用最大出力・ドライバサイズ

それぞれのモデルに搭載されているスピーカーの実用最大出力とドライバサイズをまとめたものがこちらです。

実用最大出力とドライバサイズ

スピーカーの実用最大出力とは、音楽信号を想定して瞬間的に出力できるパワーのことをいいます。この出力値の大きさが音の良さに直結するということではありませんが、スピーカーの性能を図る1つの指標になります。

実用最大出力を見てみると「X95J」が50W、その他は20Wとなっています。
「X95J」の場合、それぞれのスピーカーを別々のアンプで制御、すなわちアンプも5つ設けられています。他のモデルではアンプ2つでそれぞれのスピーカーを制御しているので、実用最大出力にこれだけの差が生じてくるんですね。

スピーカーとアンプの構成
スピーカーとアンプの構成

3次元立体音響

3次元立体音響としては、すべてのモデルで「ドルビーアトモス(Dolby ATMOS)」に対応しています。また、「X90J」と「X95J」には「3D Surround Upscaling(サラウンドアップスケーリング)」という機能が搭載されています。

各モデルで共通している部分でも紹介したように、「ドルビーアトモス(Dolby ATMOS)」はコンテンツ側(映像側)がドルビーアトモスに対応していなければ、普通の音響でテレビを視聴することになってしまうというところがネックとなってしまっています。

「X90J」「X95J」に搭載されている「3D Surround Upscaling(サラウンドアップスケーリング)」では、コンテンツ側(映像側)がドルビーアトモスに対応していなくても、認知特性プロセッサーXRによって、あらゆる音源を立体音響に変換してくれます。

3D Surround Upscaling
3D Surround Upscaling

通常の音源でも立体音響を体感したい方は「X90J」以上、スピーカー自体の質を求める方であれば「X95J」をおすすめします。

⑤エンターテインメント

各モデルで異なる点の5つ目はエンターテインメントに関する機能です。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
エンターテインメント GoogleTV
BRAVIA CORE
IMAX Enhanced
Netflix Calibrated MODE
GoogleTV

「X80」と「X85J」には共通している部分でも紹介した「GoogleTV」を搭載しています。

「X90J」と「X95J」にはこの「GoogleTV」のほかに「BRAVIA CORE」というSONY独自のコンテンツサービスが搭載されています。

「BRAVIA CORE」ではソニーピクチャーズの映画が2年間見放題だったり、最新映画を10作品選べるチケットが貰えたりします。

また「BRAVIA CORE」で観ることのできる映画は映画館のIMAXクオリティを家庭で体験できる唯一のプログラムとしてIMAX社とDTS社が共同で開発した「IMAX Enhanced(エンハンス)」の作品も豊富に用意されているので、HDR4Kのかなり高品質の映画を自宅で鑑賞することができます。

他にも「X90J」と「X95J」ではNETFLIXの映像コンテンツをより高画質に再生するためNETFLIX社と共同開発した「Netflix Calibrated MODE(キャリブレーションモード)」も搭載しています。

「BRAVIA CORE」と「NETFLIX Calibrated MODE」
「BRAVIA CORE」と「NETFLIX Calibrated MODE」

NETFLIXを契約している人や「BRAVIA CORE」の映画を観たい人は「X90J」以上を選ぶことをおすすめします。

逆にNETFLIX以外のVODしか契約していない人であれば「X80J」や「X85J」で良いかもしれませんね。

⑥HDMI2.1対応規格

各モデルで異なる点の6つ目はHDMI2.1対応規格です。

2021年発売モデルから初めてHDMI2.1に対応するのポートが搭載されました。「Playstation 5」なんかをやる人には、かなりの朗報でしたよね。

比較項目 X95J X90J X85J X80J
HDMI2.1対応規格 4K/120fps、eARC、VRR、ALLM eARC

「X85J」「X90J」「X95J」は4K/120fps、eARC、VRR、ALLMのすべての規格に対応していますが「X80J」だけはeARCにしか対応していません。

4K/120fps

4K/120fpsに対応しているため「Playstation 5」などの4K/120fpsの映像をHDMI2.1経由で大型テレビに表示が可能となります。

通常の映像は毎秒60フレームですが、4K/120fpsの場合、毎秒120フレームの映像を、しかも4Kで表示できるため、かなり滑らかで高画質な映像でゲームや映画を楽しむことができます。

4K/120fps

倍速駆動と似たようなイラストではありますが、そもそも映像自体が4K/120fpsのものをテレビに表示ができるという機能ですので、倍速駆動とは全く別物です。

eARC

eARCとは、従来からあるARCの拡張版で、エンハンスド・オーディオ・リターン・チャンネル(Enhanced Audio Return Channel)の略で、従来のARCでは伝送できなかった、非圧縮の5.1ch / 7.1chや、Dolby TrueHDやDTS-HDなどのHDオーディオもテレビ経由で伝送できる機能のことをいいます。

eARCとは

別にサウンドバーやスピーカーの購入を検討している人にはかなり重宝する機能といえます。

VRR

VRR(Valiable Reflesh Rate:可変リフレッシュレート)とは画面の表示崩れやカクつきを抑える技術のことをいいます。

ディスプレイにゲームをつなげて楽しむ際に、映像データを送る役割を担っているゲーム側のGPUとディスプレイの性能が不一致しているときによく起こるのが、このように画面が崩れてしまう「テアリング」という現象です。この現象に遭遇したことがある人、結構多いのではないでしょうか?

VRR(可変リフレッシュレート)とは

通常のディスプレイは1秒間に画面を切り替える回数を固定していますが、ゲーム側のGPU性能が高い場合、気にせずディスプレイ側で処理できないほどの映像データを送ってしまいます。そのため、画面が崩れる「テアリング」が発生してしまうのです。

ディスプレイ側が1秒間に画面を切り替える回数のことを「リフレッシュレート」といい、ゲーム側のGPUが送ってくる映像データに合わせてリフレッシュレートを変更できる、すなわち可変できる技術のことVRR(可変リフレッシュレート)といいます。

テレビにゲームをつないで快適にプレイしたいという人にとっては、ついてると嬉しい機能ですね!

ALLM

ALLM(Auto Low Latency Mode )とはゲームプレイに最適な低遅延モードを自動で有効化してくれる機能のことをいいます。

通常の場合、リモコンでいちいちゲームモードに設定する必要がありますが、このALLMに対応していれば、自動でゲームモードに変更してくれるため、手間がかかりません。

ALLMとは

ちなみにBRAVIAのXRシリーズでは最短8.5msまで入力遅延を短縮しているため、シューティングゲームなどの一瞬のタイミングで勝敗が決まるゲームでもストレスなく快適にプレイすることができます。

総合的にはPlayStation5などの4K/120fpsに対応しているゲームをプレイしたい人は最低でも「X85J」を選ぶべきだと言えます。「X80J」だとeARCしか対応していないのでゲーム向きとは言えませんからね。

⑦視野角性能

各モデルで異なる点の7つ目は視野角性能です。

視野角性能

この視野角性能が高ければ高いほど、斜めからみたときにも高画質に見えるんですが、BRAVIAの4K液晶テレビでは唯一「X95J」にのみ、SONY独自の光学設計を詰め込んだ広視野角技術「X-Wide Angle」を搭載しています。

斜めから観たときの色の鮮やかさが明らかに違うので、いろんな角度から家族全員でテレビを観る家庭にとっては必須といっても過言ではない機能なんじゃないかなと個人的には思いますね。

というわけで、家族など大人数でテレビを観ることが多いという方には「X95J」をおすすめします。

逆に、1人または2人でテレビを真正面から楽しむことが多いという方は「X90J」でも十分であると言えます。

⑧低反射技術

各モデルで異なる点の8つ目は低反射技術です。

低反射技術
低反射技術

BRAVIAの4K液晶テレビには「X95J」の75型以上にのみ、低反射技術「X-Anti Reflection」が搭載されています。

「X-Anti Reflection」では表面に低反射な新素材を採用しており、太陽光や室内灯などの外光の反射を抑えることで、明るい環境下において、テレビの正面から映像を見た際に、暗いシーンが白っぽくなることや映り込みを防いでくれます。

「X-Anti Reflection」が搭載されていないモデルでも有機ELテレビよりは反射が抑えられている気はしますが、映画などでより没入感を味わいたいという人には「X95J」の75インチ以上をおすすめします。

こちらの動画では実機を使った「X-Anti Refrection」の比較も行っていますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!

まとめ

今回はSONYの最新4K液晶テレビの各シリーズを徹底比較してきました。

それでは最後にどのシリーズがどんな人に向いているのか紹介していきます。

X80Jがおすすめな人

  • 価格を抑えたい人
  • そこまで画質にこだわらない人
  • テレビで4K/120fps対応のゲームをしない人

X85Jがおすすめな人

  • 4K/120fps対応のゲームさえできればいい人
  • ある程度の残像低減機能が欲しい人
  • ある程度の画質が欲しい人

X90Jがおすすめな人

  • XR搭載の高画質機種が欲しい人
  • テレビ本体の音響にこだわりがない人
  • サウンドバーを接続しようと考えている人
  • 1~2人で真正面からテレビを鑑賞する人

X95Jがおすすめな人

  • XR搭載の高画質機種が欲しい人
  • 高音質な内蔵スピーカーを求めている人
  • 大人数でテレビを観る機会が多い人
  • 反射を気にせず映画に没入したい人

今回はここまで!

ゆっけい

自分にピッタリなテレビを選べると良いですね!

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それでは次の記事で!

ゆっけい

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