
皆さんこんにちは!ゆっけいです!
早速ですが皆さんのご家庭に「オーブンレンジ」はありますでしょうか?持っていないという方の中には「種類が多すぎてどこのメーカーのどんな商品を選べばいいかわからない!」と嘆いてらっしゃる方もいるかと思います。実ば僕もそうでした…。
本記事ではオーブンレンジを選ぶ際に抑えておきたいポイントや、どんなところに注目して製品を選べばよいのかを徹底的に解説しています。また、オーブンレンジ4強の国産メーカー4社の製品を徹底比較しています。オーブンレンジの購入に悩みに悩みぬいた私だからこそ提供できる情報もあるかと思いますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
オーブンレンジとは?

「オーブンレンジ」と一口に言っても様々な種類があります。その中でも大きく分けて「単機能レンジ」と「マルチタイプレンジ」の2通りに分けることができます。
単機能レンジ
「単機能レンジ」とは、その名の通り「温める機能」しか搭載されていない、いわゆる電子レンジのことをいいます。温める機能しか搭載されていないことから「マルチタイプレンジ」と比較すると安価となっています。
ただ単にお弁当や冷凍食品などを温める機能だけあれば十分と考える方にとっては、こちらの電子レンジでも問題ないかと思います。
マルチタイプレンジ
「マルチタイプレンジ」とは、「温める機能」のほかに「オーブン機能」や「グリル機能」「スチーム機能」などを付加したオーブンレンジのことを言います。「単機能レンジ」とは異なり、オーブンレンジ1つで焼く・蒸す・煮る・炒めるといった高度な調理をすることができます。
温める機能しか搭載していない「単機能レンジ」に比べて高価となっているのが特長です。
付加されている機能は各社・各商品でさまざまなため、自分自身がどういった用途で使用したいかが選択のカギとなります。
オーブンレンジの選び方
では、ここからは「オーブンレンジ」を実際にどうやって選んでいくか手順を追って説明していきます。あなたにピッタリなオーブンレンジを一緒に探していきましょう!
STEP①:どんな調理をしたいのか

まずは自分自身がオーブンレンジでどんな調理をしたいのかを考えてみましょう。「マルチタイプレンジ」であってもすべての機能が備わっているわけではありません。調理方法により、各社・各製品で得意不得意があるためどんな調理をしたいのかを考えることで、その調理にピッタリな機能を備えたオーブンレンジに絞り込みを行うことができます。
肉やパンを焼きたい
「肉やパンを焼きたい」という方は電子レンジにオーブン機能を付加したオーブンレンジを選択するべきです。オーブンレンジでは電子レンジにはない「焼く」という機能が備わっています。
その中でも「焼く」機能には2種類あり、ケーキなどのお菓子作りやパンの発酵などを調理する際には庫内を一定の温度にして焼き上げることに特化したオーブン機能、肉や魚など適度な焦げ目をつけたい調理をする際にはヒーターからの赤外線による輻射加熱で焼き上げることに特化したグリル機能が備わった製品を選ぶことをおすすめします。
シュウマイやミートローフなどの蒸し料理がしたい
「シュウマイやミートローフなどの蒸し料理がしたい」という方はオーブンレンジにスチーム機能を付加したスチームオーブンレンジを選択するべきです。スチームオーブンレンジには電子レンジやオーブンレンジにはない「蒸す」という機能が備わっています。
水蒸気(スチーム)を利用してシュウマイやミートローフなどの蒸し料理の調理ができるほか、電子レンジで起こりがちな温める際中に食品が乾燥してしまうといった現象もなくなり、むしろ水分を含ませることでしっとりふっくら温めることが可能となっています。
肉や魚のカロリー・塩分を軽減した料理がしたい
「肉や魚のカロリー・塩分を軽減した料理がしたい」という方はオーブンレンジに脱油・減塩機能を付加したウォーターオーブンレンジを選択するべきです。
脱油・減塩の機能を付加したウォーターオーブンレンジはSHARPのヘルシオのみとなりますが、SHARP独自の技術により加熱水蒸気で食材を素早く加熱することで食材の潤いを保ちながら内部の油分を洗い流してくれたり、加熱水蒸気が水に状態変化する際に食材表面の塩分を落としてくれるといった機能が備わっています。
自分がどんな調理をしたいか考えたうえで、その調理法に特化したものを選ぼう!
STEP②:容量や設置箇所の確認
次に確認すべき点は「オーブンレンジの容量」と「オーブンレンジの設置箇所」になります。
オーブンレンジの容量
利用人数 | 容量 |
---|---|
1人 | 20L以下 |
2人 | 21L~25L |
3人~4人 | 26L~30L |
5人以上 | 31L以上 |
オーブンレンジの容量は「一度に調理できる食品の容量」となっています。それぞれの家族構成を考慮して適した容量のオーブンレンジを選定する必要があります。
参考に「利用人数における容量選定表」をつけておきましたので参考にしてください。
設置箇所

オーブンレンジには縦開きと横開きの2通りがあります。上位モデルのほとんどは縦開きになってきていますが設置箇所によってはかなり使いづらくなってしまう可能性がありますので、あらかじめ設置場所を確認してから購入することを強くおすすめします。
具体的な例としては、冷蔵庫の上などの高い位置に設置しようと考えたときに縦開きのオーブンレンジを選択してしまうと「手前に開く扉が邪魔をして食品が取りづらくなってしまう」といった悪影響が考えられます。
あらかじめ利用人数・設置場所を確認してから購入しよう!
STEP③:搭載されているセンサーの確認
次に確認すべき点は「搭載されているセンサー」です。オーブンレンジに搭載されているセンサーは大きく分けて「温度センサー」「重量センサー」「湿度センサー」「赤外線センサー」の4つに分かれます。
これらのセンサーの違いにより、温めのパフォーマンスが大きく変わってきてしまうので要注意です!
温度センサー
「温度センサー」は、ほとんどの電子レンジ・オーブンレンジに搭載されているセンサーです。
オーブンレンジの庫内の温度を常時監視して、庫内の温度情報を頼りに加熱時間を判断しています。ですが、食品そのものの温度は監視していないため、食品自体が常温のものなのか、冷凍のものなのかによっても加熱具合に大きなばらつきが出てしまうわけです。
重量センサー
「重量センサー」も、ほとんどの電子レンジ・オーブンレンジに搭載されているセンサーです。
食品の重量を監視することで、その重量から加熱時間を判断しています。ですが、食品を乗せた皿の重量によって加熱時間にばらつきが出てしまうため、あまり精度の高いセンサーとは言えません。
湿度センサー
「湿度センサー」は2万円いかないくらいの中位モデルに多く搭載されているセンサーとなっています。
食品を加熱した際に発生する蒸気を監視して、庫内の湿度情報を頼りに加熱時間を判断しています。「温度センサー」や「重量センサー」と比較すると多少は精度が高くなっていますが、食品を乗せた皿にラップをしてしまうと蒸気が皿の中に充満してしまうため加熱時間の正常な判断ができないという欠点があります。
赤外線センサー
「赤外線センサー」は搭載されているセンサーの中では最も精度が高いセンサーとなっています。
庫内の温度や湿度といった曖昧な情報ではなく、赤外線を用いて食品そのものの温度を常時計測していることから、自動温ため機能を使用しても高精度な加熱を実現してくれます。
ただ、こちらの赤外線センサーは上位モデルにしか搭載していないことがほとんどです。
赤外線センサーを搭載したオーブンレンジなら間違いなし!
STEP④:その他の機能の確認
最後に「その他の機能の確認」をしておきましょう。各社・商品ごとに「こだわり機能」が搭載されています。ここでは代表的な「こだわり機能」を何点か紹介していきます。自分に合った機能があるかもしれないので参考にしてください。
音声設定機能

東芝の「ER-WD7000」ではスマートスピーカーと連携して調理中に手がふさがっている場合でも音声で調理内容を設定できる機能が搭載されています。実際に使用するかどうか怪しいところではありますが、近未来的で面白い機能だと思います。
手間なしお手入れコース

オーブンレンジ内は油が飛び散り、飛び散った油が融着して拭き取るのにかなりの手間がかかります。
東芝の「ER-WD7000」「WD5000」には「手間なしお手入れコース」という機能が搭載されています。この機能は、3分間のスチーム洗浄でこびりついた油汚れを浮かすことで日々のお手入れを楽にしてくれる非常に便利な機能となっています。
合わせ技セット

Panasonicの「NE-BS907」では「合わせ技セット」という機能が搭載されています。
上段では大火力極め焼きヒーターで肉料理や魚料理中心のグリル調理、下段では3Dアンテナのマイクロ波(レンジ調理)で煮物や汁物などが一度に作ることができ、かなりの時短となります。
各メーカー主要商品の比較
比較項目 | Panasonic NE-BS907 (後継機:NE-BS908) |
SHARP AX-XA10 |
TOSHIBA ER-VD7000 (後継機:ER-WD7000) |
HITACHI MRO-W10X |
価格 | 90,727円 | 103,949円 | 102,294円 | 61,500円 |
調理の強み | グリル機能 | ヘルシー調理 | オーブン機能 | レンジ機能 |
最大温度 | 300℃ | 300℃ | 350℃ | 300℃ |
センサー | 高精細64度スピードセンサー とろみ検知センシング |
64眼赤外線ムーブ らくチン!(絶対湿度) 温度センサー |
ねらって赤外線センサー 温度センサー |
センター赤外線センサー トリプル重量センサー 温度センサー |
レシピ数 ():自動レシピ |
294(184) | 338(382) | 486(493) | 316(264) |
トースト | 1枚:3分50秒 | 2枚:7分 | 2枚:5分30秒 ※約4分で裏返し必要 |
2枚:7分 ※途中で裏返し必要 |
自動お手入れ | あり | あり | あり | あり |
容量 | 30L | 30L | 30L | 30L |
大きさ | 幅:494mm 奥行:309mm 高さ:370mm |
幅:490mm 奥行:430mm 高さ:420mm |
幅:498mm 奥行:399mm 高さ:396mm |
幅:401mm 奥行:322mm 高さ:218mm |
重量 | 19.5kg | 約25kg | 約21kg | 約18kg |
価格.comでの評価 | 4.43 | 4.52 | 4.35 | 3.96 |
肉や魚の「グリル機能」を重視したい人
肉や魚の「グリル(焼き)機能」を重視したいという人にはグリルに特化した大火力極め焼きヒーターを搭載した「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」を選ぶことをおすすめします。
※2021年6月上旬に後継機モデルNE-BS908が発売されます。
グリルに特化した大火力極め焼きヒーター搭載

「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」ではグリル機能に特化した大火力極め焼きヒーターを搭載しています。
上火は高火力なヒーター、下火はグリル皿にマイクロ波を吸収させてフライパンのような状態にします。そのため食材を裏返すことなくしっかりと両面を焼くことが可能となっています。また、上火の高火力ヒーターにより食材の表面は炭火で焼いたようなパリパリな焦げ目がつくのも大きな特長の一つです。
肉や魚をグリル(焼く)することに関してはこの「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」が他社製品と比較しても圧倒的に強いことは確かでしょう。
「Panasonic:NE-BS908」その他の神機能
「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」におけるその他の特長的な機能をご紹介します。
神機能①:凍ったままグリル

「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」では凍ったままグリルといったかなり優秀な機能が搭載されています。
この機能はレシピ通りに下ごしらえして冷凍しておいたものを、冷凍したままグリル皿に並べてボタン一つ押すだけで解凍から焼き上げまで勝手に調理をしてくれるというものです。
つまり時間のある週末等に何食分も下ごしらえ・冷凍しておけば、忙しい平日の夜にはボタン一つでハイクオリティな焼き料理・揚げ料理ができるというわけです。これは日々忙しい主婦の方にはありがたい機能だと言えます。
神機能②:合わせ技セット

「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」では合わせ技セットといった機能が搭載されています。
「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」ではグリル皿をセットすることにより、上部側でグリル機能、下部側でレンジ機能を使用することができます。これにより、上部側では鶏のマヨ焼きのようなグリル料理を下部側ではあさりのボンゴレのようなレンジ料理が一度に調理することができるのです。
通常上記の2品を調理する場合には、オーブンレンジを2回稼働させる必要があるため合計約28分かかる計算となります。ですが、この合わせ技セットを使用すれば一度に調理ができるため、合計の調理時間が約21分と約7分(25%)も時短することができるということです。こちらも日々忙しい主婦の方には嬉しい機能だと言えます。
神機能③:ゆで卵+温泉卵の調理が可能

「Panasonic:NE-BS907(後継機:NE-BS908)」ではゆで卵や温泉卵の調理が可能となっています。
電子レンジでゆで卵を作ろうとすると卵が爆発してしまったり、専用のアイテムを追加購入をする必要がありますよね。ですが、このオーブンレンジではスチーム機能が搭載されているほか、それぞれの調理に合ったスチーム量に自動で調整してくれることから、通常の蒸し料理のほか、一番繊細な料理ともいえる「ゆで卵や温泉卵」も調理することが可能となっています。
殻つきのまま置いて自動メニューからゆで卵or温泉卵を選択するだけですぐに調理してくれる優れモノです。
「ヘルシー調理」を重視したい人
「ヘルシー調理を重視したい人」は業界で唯一のウォーターオーブン機能を搭載した「SHARP:AX-XA10」を選ぶことをおすすめします。
業界唯一の「水で焼く」ウォーターオーブン機能搭載

「SHARP:AX-XA10」では水を100℃以上の高温状態にした加熱水蒸気によって食材を加熱します。通常のスチームオーブンレンジの場合、ヒーターとスチームを併用して食材を加熱していきますが、「SHARP:AX-XA10」の場合は、SHARP独自の技術により、最初から最後まで完全にスチーム(水蒸気)のみで調理することが可能となっています。
そのため、加熱水蒸気で食材を素早く加熱することで食材の潤いを保ちながら内部の油分を洗い流してくれたり、加熱水蒸気が水に状態変化する際に食材表面の塩分を落としてくれるといったヘルシーな仕上がりになります。
このような「脱油・減塩」の効果があるヘルシー調理ができるのは、どこを探してもSHARPのヘルシオだけです!
「SHARP:AX-XA10」その他の神機能
「SHARP:AX-XA10」におけるその他の特長的な機能をご紹介します。
神機能①:あぶり焼き調理が可能

「SHARP:AX-XA10」では、肉や魚の食材をただグリルするだけではなく、外は焼き目をつけて中はレアといった「あぶり焼き」の調理をすることができます。
高火力の過熱水蒸気で一気にあぶって表面を焼き固め、旨みを閉じ込めます。その後、密閉性の高い庫内を蒸気で満たして、低温でじっくり加熱するといった高温と低温を絶妙に組み合わせることにより、通常では火加減が難しいあぶり料理もオーブンレンジで調理が可能となっているわけです。
オーブンレンジでこんな贅沢な料理が作れるなんて幸せですよね!
神機能②:業界最多のトリプルセンサー搭載

通常、オーブンレンジには1種類のセンサーが搭載されることが普通ですが「SHARP:AX-XA10」には業界最多の3種類ものセンサーが搭載されています。これら3種類のセンサーを併用して高精度な温めを実現しています。
3つのセンサーの中でも特に優れているセンサーが「64眼赤外線ムーブセンサー」です。こちらの64眼赤外線ムーブセンサーでは64つものセンサーが絶えず食材本体の表面温度を監視しています。それにより、食品を最適・お好みの温度で温めることが可能となっています。また、赤外線センサーが常に庫内全体を動いているので、たとえ食材を庫内の隅に置いていたとしても真ん中に置いた時と変わらず最適な温度にしてくれるのです。
ポイント
食品を加熱した際に発生する蒸気を監視して、庫内の湿度情報を頼りに加熱時間を判断します。
ポイント
オーブンレンジの庫内の温度を常時監視して、庫内の温度情報を頼りに加熱時間を判断します。
神機能③:ヘルシオを使うたびポイントが貯まる

今回紹介している「SHARP:AX-XA10」はSHARPが提供しているサービスである「ポイント家電」の対象になっています。
「SHARP:AX-XA10」で表示されるお得情報を観ることでPKポイントが貯まります。PKポイントは様々な景品・ギフト券等と交換することができるので非常に好評なサービスとなっています。
神機能④:らくチン!1品機能

「SHARP:AX-XA10」ではらくチン!1品機能が搭載されています。この機能は、好きな食材を好きな分量でオーブンレンジに投入・メニューを選ぶだけでSHARP独自のトリプルセンサーを駆使して自動で調理をしてくれます。
カレーを作りたい場合は、ボウルに好きな食材とカレールーを入れてオーブンレンジに投入・メニューを選択するだけで絶品カレーができるというわけです。火も使わず、簡単にカレーができるなんて驚きですよね!

また、他社製品のようにメニュー固定で食材や調味料の量が詳細に決まっていないため、自分自身の好みの味付けで調理できるというところが、この機能のありがたい所です。
ポイント
チンジャオロースー、ホイコーロー、ナポリタン、クリームパスタ、かぼちゃの煮物、サツマイモの甘辛煮、小松菜のおかかあえ、カラフル野菜のマスタードあえ、シーフードカレー、キーマカレー
パンや肉類の「オーブン機能」を重視したい人
パンや肉類の「オーブン機能」を重視したいという人にはオーブン機能に特化した石窯ドーム構造と350℃という業界最大火力を搭載した「東芝:ER-VD7000(後継機:ER-WD7000)」を選ぶことをおすすめします。
※2021年6月上旬に後継機モデルER-WD7000が発売されます。
石窯ドーム構造+350℃(業界最高火力)

「東芝:ER-VD7000」では石窯同様のドーム構造と350℃という業界最大火力を掛け合わせることにより、他社製品よりも圧倒的高性能なオーブン機能を実現しています。
「東芝:ER-VD7000」では「350℃熱風コンベクション式」という方式を採用しています。上部のドーム型ヒーターから前後左右に遠赤外線を放射させて、その後オーブン内のファンにより庫内中に熱風を循環させることで本物の石窯のように遠赤外線で食材の芯までムラなく加熱することが可能となっています。
そのため、石窯というだけありパンやピザ、肉類をじっくり加熱させる点では他社製品と比較すると圧倒的に強いと言えます。
「東芝:ER-VD7000」その他の神機能
「東芝:ER-VD7000」におけるその他の特長的な機能をご紹介します。
神機能①:石窯おまかせ焼き

「東芝:ER-VD7000」では好きな食材をならべてメインの食材を選んでスタートするだけで本格オーブン料理を自動調理をしてくれる「石窯おまかせ焼き」機能が搭載されています。
ただ、「石窯おまかせ焼き」はオーブン料理にしか対応しておらず、カレーやシチューなどの煮込み料理には非対応となっている所が少し残念な部分です。
※2021年6月上旬に発売予定の後継機種「ER-WD7000」では煮込み料理にも対応可能となるそうですので要チェックです!
神機能②:多種多様なスピードメニュー

「東芝:ER-VD7000」では多種多様なスピードメニューを調理することが可能となっています。
朝の忙しい時間でもフライパンを一切使用せずにスクランブルエッグを約1分で調理してくれます。朝食にも使うことができますし、子供や旦那さんのお弁当のおかずにももってこいです。主婦の強力な味方になること間違いありません!
また、お手軽パン機能では、調理難易度の高いパン料理が計17レシピも用意されています。「お手軽」とつくだけあって通常3時間以上かかってしまうフランスパンなどの調理が約1時間で済んでしまいます。しかも、パン生地をこねたりする必要はなく、耐熱ボウルに材料を入れて混ぜるだけで本格的なパンを調理することが可能なのです。

神機能③:お好み温度であたため

「東芝:ER-VD7000」では-10℃から90℃まで設定した温度であたためをしてくれる「お好み温度であたため機能」が付いています。
アイス好きのひとにはわかると思いますが、アイスってカチカチに凍っているよりも程よく溶けてきたころの方がおいしく感じませんか?この「お好み温度であたため機能」を使用すれば、冷凍しすぎたアイスをすぐにお好みの柔らかさへ変えることが可能なのです。
他にもお菓子作りの際にチョコレートを生チョコ状にしたりと、湯煎の代用として使うことができるので料理好きのひとにはたまらない機能ですね!
「価格・レンジ機能」を重視したい人
「低価格」かつ「バランスの取れたレンジ機能」を重視したい人は「HITACHI:MRO-W10X」を選ぶことをおすすめします。
日立独自のWスキャン機能搭載

「HITACHI:MRO-W10X」では日立独自のWスキャン機能を用いることで食材の分量に合わせて適切な温度で加熱をしていきます。
1つ目の「センター赤外線センサー」で8眼センサーが15段にスイング(120分割)して、食品(容器を含む)の表面温度を監視します。そして2つ目の「トリプル重量センサー」で庫内底面3カ所の重量センサーにより、食品(容器を含む)の重さを監視して、これら2つの情報をもとに適切な加熱をしていくということです。

これらのWスキャンの技術により冷凍食品や冷凍肉などの解凍では解凍ムラができないように、スチームと併用しているため解凍にはかなりの定評があります。電子レンジの本来の機能を伸ばしていった最終形にしたオーブンレンジと言えます。
「HITACHI:MRO-W10X」その他の神機能
「HITACHI:MRO-W10X」におけるその他の特長的な機能をご紹介します。
神機能①:3品まとめて調理ができる「おかずセット」

「HITACHI:MRO-W10X」では主菜1品、副菜2品を一度にまとめて調理することができる「おかずセット」という機能が搭載されています。
主菜は網焼きに乗せて、副菜は下段のテーブルプレートに乗せて3品同時に調理します。2品同時に調理できるオーブンレンジは他社製品にも存在しますが、3品同時というのは驚愕ですね。
夜帰ってくるのが遅くても短時間でバランスのとれた夕食が調理できるのは主婦の皆さんにはありがたい機能なのではないでしょうか。選べる主菜、副菜はご覧の通りです。
ポイント
鶏の照り焼き、あじフライ、ピーマンの肉詰め、塩さば、ぶりの照り焼き、鶏のから揚げ、メンチカツ
ポイント
ほうれん草のソテー、かぼちゃのごまあえ、きのこの焼きびたし、ホットサラダ、アスパラベーコン巻き、小松菜となめたけのあえ物、水菜としめじのあえ物
神機能②:充実した「アプリ・配信レシピ」

「HITACHI:MRO-W10X」では、ヘルシーシェフアプリと連携することが可能で、日々のレシピからその人に合った献立を提案してくれたり、クックパッドで掲載されているレシピを配信してくれたりなど、日々頭を悩ませる献立決めをサポートしてくれます。
「献立決め機能」では普段よく使用する食材を選択し、食事の時に気にしていること(塩分を控えているなど)を1度入力することで、オーブンレンジで調理できるレシピを毎日提案してくれます。

また、気に入ったレシピがあればアプリ内でお気に入りに追加することもできるので、自分の好きなレシピをどんどん増やしていくことができます。献立を決めるのが面倒だったり、健康面に気を使った料理が食べたいという方にはかなり良い機能だと思います。
神機能③:10分以内でできるスピードメニュー

「HITACHI:MRO-W10X」では、10分以内という短時間で調理できるスピードメニューが豊富に取り揃えられています。2人前の料理を10分以内で調理できるのは忙しい主婦の方には重宝する機能なのではないでしょうか。
この低価格で、ここまで充実した機能があるとは驚きですよね。
まとめ
今回は「オーブンレンジ」を選ぶ際に抑えておきたいポイントや、どんなところに注目して製品を選べばよいのか、また主要なスチームオーブンレンジの4社製品の徹底比較をしてきました。皆さんも今回紹介したポイントでオーブンレンジを選んでいけばまず問題はないかと思います。
では最後に今回紹介した4社の製品がどんな人に向いているか紹介して終わりたいと思います。
NE-BS907に向いてる人
- グリル(焼き)機能を重視する人
- 凍ったまま調理を使用したい人
- 中華料理に力を入れたい人
- 朝食によくパンを食べる人
- 2品同時に調理したい人
AX-XA10に向いてる人
- ヘルシーな調理をしたい人
- あぶり焼き調理をしたい人
- 家電ポイントを稼ぎたい人
- 朝食によくパンを食べる人
- スーパーの総菜をよくあたためる人
- ボウルに食材を入れるだけでカレーを作りたい人
ER-VD7000に向いてる人
- オーブン機能を重視している人
- パンやピザをよく焼く人
- 朝食に1分でできる料理を作りたい人
- アイスを好みの温度に溶かしたい人
- お菓子作りをよくする人
MRO-W10Xに向いてる人
- レンジ機能を重視している人
- 低価格という点を重視している人
- 冷凍食品をよくあたためる人
- 献立を考えるのが面倒だと感じる人
- 健康的な料理を作りたい人
- 3品まとめて調理をしたい人
自分にぴったりなオーブンレンジを購入してより暮らしを豊かにできるといいですね!

今回の記事が皆さんのお役に立てたら嬉しいです!
ではまた次の記事で!